原作はジェーン・オースティンの「高慢と偏見」。
ヒーロー、ヒロインとも「今どきの美男美女」というより ちょっとイモっぽい感じで、かえって時代感にあっていて 好感が持てた。 |
それにゾンビを絡めたことで、序盤は笑いが、中盤以降はゴシックホラー+ゾンビの雰囲気がたっぷりの娯楽映画に仕上がっている。
中世イギリスの雰囲気たっぷりで、ゴシック系ホラー好き、あるいは同時代のイギリスものが好きな人には結構いいんじゃないだろうか。
ゾンビをプラスしたことについては、原作のファンには腹立たしいところだろうが、割と関係なく楽しめる。ゾンビ自体の造形も良く、アップになると十分怖い。
ただ、いかんせん質の高いゾンビホラーに慣れてしまうと、集団で走る終盤のシーンなどは申し訳ないが声を出して笑うのをこらえるだけでも精いっぱいだった。
最近面白いホラーがないなあという人に、ぜひおすすめしたい一本。
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