ボクは実家の札幌で8月7日が当たり前で育ったので、何となく7月には違和感があります。
今日は、電子書籍の話。
少年マガジンなどで人気の赤松先生が主催するJコミが、絶版マンガを集める電子図書館として運用形態を変更する旨の発表がありました。
絶版なくなると本当にいい>★ 「絶版マンガ図書館(旧Jコミ)」の発表記者会見と、「漫画家4名による電子書籍シンポジウム」同時開催のお知らせ - (株)Jコミの中の人 (id:KenAkamatsu / @KenAkamatsu) http://t.co/3GMvzYXUKE
— ミィム=魅依夢(仕事募集) (@happylab) 2014, 7月 7
一緒くたに扱っていいかどうかはわかんないけど、最近は図書館も随分形を変えて、佐賀県武雄市のTSUTAYA図書館なんかも話題になっています。
人口が減っている中利用者も減り続ける中で図書館の運営目的もだいぶ変わってきて、それまでの地域の知財の集合場所としての役割は減りつつあることは残念です。
しかし、元々図書館にマンガを置くのは賛否で言えば否の方が多かったこともあり、現存しないマンガ本なんてものも世の中にはそこそこあったりします。
こういうのを集めるのには絶対的な場所と、時間の経過に抗うための保存方法の確立が問題になるわけですが、そんな中でJコミが絶版に限るとしながらもマンガを保存すると宣言したことには大きな意義があると思います。
書籍の大きな特徴として、想定などの固定された美術的価値を除けば、複製されてもその内容は変質しないというのがあります。
それがデジタル化を妨げる一番の要因であり、デジタル化が最も容易なメディアである部分でもあるわけです。
今後、デジタル化はイコール永年的保存を求められる時代がすぐそこまで来ていると思います。
そんな中で、流通でもなく、出版でもなく、まして行政でもない作り手の中から、自分たちの作った物を残さなくてはならないという声が上がったことは、必然でありまた誇らしいことだと思うのです。
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